訪問看護サービスの内容

褥瘡ケア

行動指針​

水野クリニックは在宅医療における褥瘡ケアにおいて地域随一の専門家集団です。一般的には「床ずれ」と呼ばれる褥瘡(じょくそう)は、同じ姿勢で寝ていることで特定部位が圧迫されることで生じる血流低下が要因。寝たきりに近い終末期の患者さんには必須のケアです。 水野クリニックには皮膚・排泄ケア認定看護師が在籍しており、特定行為研修を修了している認定看護師もいます。特定行為とは医師の指示によって初めて実施できる特定の診療の補助行為。特定行為研修を修了している認定看護師ならば、壊死した組織の切除、傷を治す方法のひとつである陰圧閉鎖療法などを、医師の指示を待つことなく患者さんのご自宅で行えます。悪化する前に行えば入院リスクを大幅に軽減できるため、重症化予防に役立っています。 皮膚・排泄ケア認定看護師は全国に3千人ほどいますが、在宅ケアでの活動は多くありません。皮膚・排泄ケア認定を受けていない訪問看護師が褥瘡を発見しても、その場での処置は認められず皮膚科のクリニックへお連れするにも時間がかかります(往診する皮膚科医もあまりいません)。結果、悪化を招いてしまいかねないのです。 このためほかの訪問看護ステーションからの要請を受け、当クリニックの皮膚・排泄ケア認定看護師が同行することもあります。褥瘡は早期の対応が極めて重要です。河内長野市はもとより、富田林市、大阪狭山市までカバーする水野クリニックは、褥瘡ケアの領域でも地域医療を支えています。

排泄ケア

排泄ケア

人工肛門・人工膀胱は「ストーマ」と呼ばれますが、コロナ禍では面会が制限されて病院での指導がご家族に十分できないケースが多発しています。この結果、退院後にご自宅で初めてストーマと「ご対面」することが多々あります。不慣れであっても排泄は待ったなしですから、溢れ出てしまうこともあります。こうした際には水野クリニックの看護師が訪問し、適切な指導を行います。

フットケア

フットケア

糖尿病や人工透析の患者さんには足の切断を余儀なくされるケースがあります。これを避けるには適切なフットケアが必須です。在宅でフットケアができれば、切断の可能性は格段に低下します。 また、高齢者の爪は分厚くなっているためご自身で切ると怪我をして歩けなくなってしまうケースも。爪を切れないのは、実は大きなリスクを背負っているのです。従来からフットケアに力を入れてきた水野クリニックに、お気軽にご連絡ください。訪問いたします。若い方の巻き爪や外反母趾にも対応いたします。