求人情報

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水野クリニックでは医師、正看護師、准看護師、理学療法士、鍼灸師、介護士、事務スタッフなど医療に携わっていただける方々を随時募集中です。医療のフィールドで自らのキャリアを磨きたい方、やりがいに満ちた仕事で輝きたい方、奮ってご応募ください。 待遇は応相談。昇給制度あり。週休二日、シフト制。

募集職種

院長から求職者の方へ

院長から求職者に方へ

医師や看護師など資格の必要な職種としての応募は当然その資格が必要ですが、資格がなくても、学歴や経験がなくても、熱意のある方のご応募は大歓迎です。私自身、高校中退から大検(大学入学資格検定=現在は「高等学校卒業程度認定試験」に改定)→大学医学部→医師国家試験に合格という道を辿っています。 やる気のある貴方のキャリアづくりを、全力でバックアップします。「看護学校へ通いながら実務経験を積みたい」という方には学費もサポートいたします。そんな支援を受けた若いスタッフも多数働いています。若い方も一定の経験を積まれた方も大歓迎。まずはご連絡ください。

現場で働く先輩スタッフの声

水野クリニックで働く先輩スタッフは、どんな思いで仕事をしているのでしょうか。医師と看護師の声をお届けします。

大学病院にはない、
地域医療ならではの醍醐味

林蘭仁 医師

大学病院から水野クリニックに移ってきたばかりなので、「同じ医療現場でもここまで違うのか」と驚きの毎日を送っています。大学病院では訪問診療はありませんが、当クリニックでは在宅でのターミナルケアも少なくありません。訪問先は患者さんの生活の場。食事のことや一人暮らしのお年寄りにまつわる心配事、同居のお子さまのことなど、生活の匂いに満ちています。どちらかというと一律的な、大学病院の病室にはない世界です。

そしてターミナルケアは、大学病院のように「治す」ことを主眼にしたものではなく治療法がもはや存在しない中での医療です。人生の終末期を迎えた患者さんが本当に求めているものは何か。「治療の正解」ではなく、「患者さんにとっての正解」を模索する日々です。

本当は希望することがあるけれど、「こんな要望を医師に伝えるのは違うのではないか」というためらいがある患者さんは少なくありません。しかし治療法がない以上、「最期の日々をどう過ごすか」が最も重要です。

ある末期がん患者さんの方は、「母がつくってくれた関東炊き(おでん)をもう一度食べたい」と願っていたそうです。妹さんが記憶を頼りにつくってくれたものの微妙に味が違っていて、望みがかなわぬまま世を去ってしまいました。これを私たちが知ったのは、死後のことでした。もっと早く知っていれば、その味を何としてでも探しに行ったのに……後悔しかありません。

相手が医師だからといって、遠慮は無用です。それでも、ためらいや遠慮を感じる方は少なくありません。その垣根を取り払い、いかにしてニーズを把握するかに腐心しています。患者さんの生活と人生の質を上げるにはどうしたらいいか。大学病院、町のクリニック、それぞれが社会における異なる役割を担っている中で、地域医療ならではのやりがいと醍醐味を感じつつ、その役割を全うしたいと日々奮闘しています。

キャリアを積むには適切な職場

水野クリニックでは、それぞれの専門分野に長けたスタッフが集まり力を合わせて働いています。医療の現場ですから大変なことも確かにありますが、明るい人ばかりの職場なので私自身は楽しく働いていますし、地域の方々との交流が深まるほど楽しくなっていく職場だと感じています。地域に根付き、頼りにしてもらっていると感じるとき、この仕事をしていてよかったと心から思います。

水野クリニックでは訪問での診療や看護、リハビリ、ターミナルケアなど、今後一層求められる在宅医療に積極的に取り組んでいます。こうした経験を積むことは、医療従事者としての大きな財産。さまざまなことを学び、キャリアを積むには適切な職場ではないでしょうか。